固定された記事 ブログを20年続けてわかったこと

どーもボキです。

エキサイトブログ20周年、おめでとうございます！！

お祝いのメッセージをプチブロックで表現してみました（コレ）。オサレでしょう？

ボキの初投稿は20年前（コレ）。エキサイトブログのサービス誕生元年から使わせてもらっていたんですね。いやー、ありがたいです。

ボキは「ブログ（日々の記録をつけることは）」は、自身も含め身近な人たちを大切にしていくためのキッカケになる、と思ってます。

ボキがブログを始めた理由の２つあって……

一つ目は「文章への苦手意識をなくしたい」

ボキは、長い文書の読み書きが苦手です。小学校の頃の日記は、すべて「きょうは、○○しました。よかったです」と、ザンネンな子だったんです😭。社会人になるとメールでお願いするシーンが増えてきますよね？ちょっとしたことであっても、その言い回し、言葉遣い、伝える順番を何度も修正して一時間以上もかけていましたからね。

少しでも苦手をなくしたい、と思ってブログを始めました。

二つ目は「思い出の記録をつけたい」

ボキは、色んなことをすぐに忘れるんですね。妻からは「初めて○○（料理の名前）をつくったときのこと、おぼえてる？」とクイズを出されます。かすかな記憶を頼りに「あぁ～、作るの大変だったけど、おいしかったよねぇ～」と当たり障りのない回答で濁してます。まぁ、覚えていないってバレてるんですけどね。ブログを始めたのは今の家に引っ越した年で、数か月後に息子を妊娠したことがわかった年でもありました。

カンタンでもいいから記録を残しておこうか、という軽いノリでブログを続けてみました。

けれど、この20年分の記事を見返してみると、三つ目もあったんだな、と気づきました。

三つ目は「誰かに見てもらいたい」

意識していなかったものの、かなりの初期（コレ）から「誰かの役に立つかも」と思いながら情報を発信していたようですね。この気持ちがあったから「また覗いてみよう」と思ってもらえるように、時間をかけてオモシロ日記をつけようとしていますね（コレ）。結局、ボキ自身のために始めたブログといえど、誰かに見てもらいたいと思っていたようです。

とはいえ、ある分野に特化させるほどの専門知識もないですし、記録先が散在すると維持・更新できる自信もなかったので、いまの雑記ブログのスタイルでの情報発信を始めました。

では、20年続けてみてどうだったのか……？？

一つ目の「文章への苦手意識はなくしたい」は……

文章への苦手意識、かなり減りました。「ない」って言ってもいいんじゃないでしょうか。

ただ、毎回、「受け手に伝わるように」と表現を変えたり、伝える順番を変えたりと模索しているので、あとで見返してみたら「てにをは」をミスっていた、ってことはよくあります😅。とはいえ、社会人になってしばらく続いていた「周囲の目や評価を気にしすぎて書けなくなる」はなくなりましたね。

二つ目の「思い出の記録をつけたい」は……

これは書けた記事に関しては効果テキメンでした。ただし、記事にできたものは、ですが。

書いたものは何度も見返すので記憶に刷り込まれますよ、そのときの感情も含めて、です。ただ、プライベートをすべてをブログに書くことはできませんから、写真・スマホ、そして手帳などといった他の記録手段と使い分けが必要でした。

三つ目の「誰かに見てもらいたい」は……

少し古い情報になりますが、参考サイトによれば上位30%に相当するアクセス数は常に出ています。数で見れば「誰かに見てもらう」はできているんでしょうね。アクセス元のほぼすべてがGoogle検索ですし、ググって出てきたボキブログの情報（プログラミング関係）だけが、ときに「誰かの役に立てている」のだと思います（思いたい）。

かつて、「神」と呼んでいた方（＝上司）から『ヨッシーのブログはね～、オモシロいけど、読み手を突き放しているよね～』と言われたんでした。

もともと人付き合いが得意とはいえないですから「誰かの役に立てれば」と思いつつも、本質的に「人との関わりが億劫」なんでしょうね。

それがあってか、「読めばわかるでしょ？（質問は受け付けません！）」と感じさせる記事・文章になっていたんだと思いますし、読んでもらう工夫が負担となって、そもそも続けられなくなるとも思ったので今のスタイルで20年間ダラダラと続けてきました。

ブログを20年続けてみて、ボキにとって良い変化があったのか……？？

ブログがあるから、良い出来事・悪い出来事、どちらも大事にできる！と思います。

楽しいと思いますよ、自分の人生の記録をつけることは。そして、記録をつけるおかげで、その時々の感情をしっかりと振り返ることできるようにもなりました。

ただ、他山の石とする考えもなく、単にストレス発散するためだけに書いていた時期の記事は削除しました。ネガティブな感情も繰り返し振り返ることになるので、自分にとっても、読んでしまった誰かにとっても良く無い影響しかありませんので。

数年前から忘れたくないこと（で、ブログで公開しても構わないものは）記事にし続けていこうと続けてます（コレ）。他の方に読まれるブログだからこそ、自分自身の感情をつたないながらも言語化していけますからね。

ならば、ブログにできない出来事や感情はどのように記録に残していくのか……？

手帳に記録をつけます。

ボキは、上手い下手に関わらず手書きの文字でのメモが好きです。人それぞれの味があって見ていて飽きません。記録を集めることや、リマインドさせるだけならパソコンやスマホがよいのですが、繰り返し振り返ることも考えて手帳も使い分けています（コレ）。

なので、ブログにできていない家族との大事な出来事やそのときの感情は、手帳へ書くようにしています。困りごとが起きたなら、愚痴ではなく「これからどうするか？」という視点で。

ほぼ日手帳から、EDiTに変えて以来、ずっとEDiTを使っています（コレ）。

これはボキの誕生日に、息子のために夜なべして風車を手作りした時のメモ（コレ、コレ）。

これは、娘からはこんなメモをもらったりしていました。その年の手帳の表紙に貼って宝物にしています。This is my hero.だそうですよ。

子供たちからのお手紙は手帳の表紙に貼っていました、これは2017年。

最近の手帳は仕事のことで溢れかえってますし、そもそも毎日お疲れちゃんで家に帰ってもカバンから出すことすらできていません……。

ですから、代わりの手段もいります。

もう一つの手段は、スマホの日記アプリに記録をつけます。

iPhoneのジャーナル（最初から入っているアプリ）やDay One（こちらは追加アプリ）です。

ジャーナルが特に優秀です、iPhoneのGPS情報や訪問した場所を、ライフログ情報からそのときの気持ちの記録を促してくれます。これなら、疲れていても記録を取っていけやすくなりますよ。スマホならパっと写真を撮って、それを記録するだけでも映えますしね。

左がジャーナル、右がDay One。ジャーナルは位置情報から滞在場所を自動で書いてくれます。Day Oneも住所情報やそこにある拠点名を書いてくれます。

最後に、こんな雑記ブログですが、つながりが広がった経験もできました！！

たとえば……。

• ランニングにはまっていた2019～2020年は、エキサイトブログ仲間からイイね！やコメントをもらえたりしていましたね。「またイイねがもらえるカモ？」と頻繁に記事を書くようにしていました。人からリアクションがもらえる、それがただの数字や数行の文字であってもこんなにうれしいもんなんだなぁ、と思いましたね。まぁ「リアクションをくれていた方が女性だったから」も大いにアリ😁
  
  

• ファミコンの思い出について書いた記事（コレ）では、「ラスタースクロール」という技術を使って多重スクロールを擬似再現していることを教えてもらいました。当時のエンジニアが性能に限りのあったファミコンでのソフト開発でも「お客様へより感動を届けるために表現を工夫できないか？」と模索していたってシビれますよね？
  
  

• ダイソーのプチブロック作るドットマリオを紹介した記事（コレ）では、ブログ記事へのコメントでのやり取りを通じて、その方の作品（下のマリオ）や、ブロック作成の参考サイト（コレ）の情報をいただけたこともありましたね。
  
  

ボキのブログのドットマリオ（コレ）を参考に作ってくれたもの

• 動くブログ大賞では、プチブロックで作ったブログアイコン（「( … > Z_￣∂」のことね）をアニメーションさせた記事（コレ）が表彰されました。
  
  
• ググってこのブログを見てくれた人が、数か月に一回くらい残してくれるコメントがうれしい時がありました（アレ、コレ、ソレ）。

ブログでなくてもいい、出来事や感情を記録することは、自分自身も含め身近な人たちを大切にしていくためのキッカケになる、と思ってます。

ちゃんと記録をとっているかのように書いてきましたが、子育てに関しては記録がすくない。手帳は仕事のことであふれかえっていました。そして残っている記録も、今なら「こうしておけばよかったなぁ」と思えることが多々あり。

でも、過去を悔やんでも変わることはありません。ですから「これからどうするか？」「このさきへどう活かすか？」だと思っています。

そのために、ボキはこの雑記ブログも含め、負担にならず続けられる程度の記録を続けてみますよ。

そして、その場所を提供してくれるエキサイトブログに感謝です。

次は25周年ですね！！