[Excel セル関数] 設定変更可能な移動平均フィルタを実現する
2020年 09月 27日
OFFSET関数やINDIRECT関数を用いれば、設定変更が可能な移動平均フィルタ処理を実現できる。
E列はOFFSET関数、F列はINDIRECT関数にてフィルタ処理したもの。どちらの関数を使っても同じ結果が得られる。
OFFSET関数
参照:フィルタ対象セル行数:フィルタウィンドウの先頭データ行列数:フィルタ対象セルからの移動列数のため、変更なし(=0)高さ:フィルタウィンドウ幅(=対象データ数)幅:フィルタ処理データ幅のため、変更なし(=1)
INDIRECT関数
- ADDRESS関数を用いてセルアドレス文字列を作成する。
セルアドレス文字列には、ROW関数やCOLUMN関数を利用し、セル関数移動・コピーに対応させておく(COLUMN関数でなく、列番号には数値を指定してもよい)。- セルアドレス文字列を連結し、レンジ文字列を作成する。
- INDIRECT関数で、レンジ文字列をアドレス情報に変換する。
- AVERAGE関数で、アドレス情報を処理する。